約束通り岩本の手紙を公開する(笑)。
さて、この文章にライターの資質を感じるかがひとつの問題であっ
社長へ
五十四歳のお誕生日おめでとうございます。
いつもいじっていただき、
ありがとうございます。...
怖そうに見える一方で思いやりがあって優しく、
遊んでいるように見える一方で
実は仕事を楽しんでいて、
大胆な発想をする一方で
他人の気持ちを考慮し、
数字を気にされる一方で
社員の身体をより気にされている。
そんな社長に
いつもいじられる一方で、
実は男として、
人として、
秘かに憧れを抱いております。
新しい環境では
時にいじられない岩本をお見せします。
どうぞお身体に気をつけて
素敵な一年を
お過ごしください。
社長の会社にいることを
いつも誇りに思う、
私もそのうちの一人です。
平成二十六年三月十三日
岩本晋志
※コピーライターとしては大した文章じゃないが、意外に感動した