昨夜自宅に戻り、あらためて『あすなろ三三七拍子』第三話を観た。
荒川剛役の西田敏行さん(私がモデル)、段々味が出てきた(上から目線(>_<))。
それにしてもこの合宿最終日のマラソンのシーンはあかんわ。何度観ても当時を思い出して涙が止まらん。
実は私、一回生の夏合宿のマラソンで途中で泡噴いてぶっ倒れ、宿に運び込まれた。
で、当時私に好意を寄せてくれてたチアの同期の女の子が何を思ったか『願掛けする』とか言って先輩に無断で湖の周りを走りに行っちゃって大騒ぎになったことがあったんだよね。
俺は当時その子に何の感情もなかったので『余計なことしやがって』と腹立たしかったぐらいだった。
だけどその後結局は団に内緒でその子と付き合って、いっぱい泣かせて辛い思いもさせたっけ。
彼女は俺のことが大好きで、リーダー部のことも大好きで、まるで部のマネージャーのようだった。
毎朝俺のマンションに朝飯作りに来てくれて、味噌汁よそってから俺を起こしてくれるような子だった。
なのに当時の俺ときたら、入れ替わり立ち替わりいろんな女の子をマンションに引っ張り混んで、彼女が合鍵でドアを開けると俺は見知らぬ女の子と素っ裸で寝てる、みたいな。
そんな時に彼女は何も言わず、すっと帰って行く。
ひどい男。
いっぱい悲しい思いをさせて、さらにひどいことした。
それがきっかけで俺は女の子に優しくなった。
それまでは同期の奴等にも『岩井は人間じゃねぇよな。獣やんけ。』とまで言われるぐらい女の子に対してひどい男だった。
そんなことも遥か遠い昔の話。
彼女がいま幸せに過ごしていることを願って止みません。
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遥か遠い昔の話。
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