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Channel: 「マネーの虎」岩井良明 応援記
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存在価値

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名古屋から箱根に入り、いったん京都に戻って今日は東京に向かっ
ております。

昨日今日と京都の私立学校にお邪魔していろんな話をお聞きしたが
、それぞれに危機感を持っていらっしゃるようだ。

月曜日の神奈川県私立学校の研修会も同様。
ひと昔前までとは私立学校の環境は様変わりした。
私たちがいまこういったことを仕事にしているのは必然だったんだ
ろうか。
25年前に脱サラして塾を出した時にはこんな時代が来るなんて想
像すらできなかった。

今や学習塾も私立学校も生き残りをかけてそれぞれが必死である。
端から見れば衰退産業と言われてもおかしくない。
少子化だけでなく、これだけ日本の教育が混沌としている中で学習
塾や私立学校にはそもそも存在価値がなければ座して死を待つのみ
だ。
存在価値があるだろうからこそ、皆もがいている。
この国の未来を託さざるを得ない子どもたちのために我々大人には
何ができるのか。
果たして私たちがやっていることが結果としてこの国の未来のため
になるのか。
最近はふとそんなことを考える。

ひとつだけ言えるのは、確かに学習塾も私立学校も生き残りをかけ
て必死なのだが、そもそも子どもに対して何らかの影響を与える大
人としてそれぞれがそれぞれの立場で日々一生懸命に葛藤している
ことだけは紛れもない事実だ。

その方法や理念に違いこそあれ、どの教育機関もその現場には子ど
もたちがいるのだから。

このままでは国家崩壊は待ったなしだ。
『教育は国家百年の計』である。
老人を見捨てることは良くないが、今より数倍、いや、数十倍の国
家予算を教育に回さなければこの国に未来はない!


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