読者の皆さんは信用してくださらないかもしれませんが、またまたタクシーの話なんです。
つい先程です!
豊橋での仕事を終えて、奈良と2人で新幹線で一路東京へ。
荷物が多かったので、ちょっと贅沢だけどタクシーに乗っちゃえと思って懲りずにタクシーに乗った私。
私『すみません、早稲田のRホテルまでお願いします。』
意外に道も空いていて、思いの外安く済んだ。
ホテルに到着する寸前、メーターを見ると2510円。
大丈夫。今日はちゃんと千円札もいっぱい持ってるし(笑)。
で、千円札を3枚用意して、さらに10円玉を取り出そうとした時…。
ふとメーターを見直すと2910円になってる。
あれ?俺の見間違い?
やっぱ、そんなにかかったんだ。
で、素直に3010円を払うと運転手さんが一瞬『あれ?』って感じの素振りをしたが、その後普通に100円のお釣りを私に手渡した。
私『すみません、領収書ください。』
すると急に運転手さんはあたふたし出し、
『お客さん、私が間違えて迎車料金のボタンを押しちゃったようですわ。』
私『やっぱり。何か急に上がったもんね。』
てことで、さらに400円のお釣りを受け取り、タクシーを降りた。
しばしの沈黙。
あれ?
てことは、私が領収書くれって言わなきゃ、あの運転手は普通に2910円受け取ったってことやんか!?
時、既に遅し。
でも私の手元には領収書が。
普段なら諦めるだけなのだが、さすがに一週間で3回目だぜ。
チェックインしてすぐに部屋からそのタクシー会社に連絡した。
対応された担当者は至極まともな方で、私の言い分を十分に理解されたようだ。
そして最後にこう言われた。
『今日でその運転手を車から降ろします。しっかりと再教育をして成果が出るまでは乗せませんから。』
私『いや、そこまでされなくてもいいですよ。』
担当者『いいえ、○○タクシーの看板を背負って仕事をしているわけですから、このままにはしておけないんです。』
なるほど。
私がうちの会社で同様のことが起こった時にはどうするだろうと考えた。
果たしてそこまで厳しい処分を本人に課せるだろうか…。
他人のふり見て我が身を直せ。
会社のためにも、お客様のためにも、そして何より今後の本人のためにも、厳しさは必要かもしれないと痛感した出来事だったよ。
追伸。
今日、以前親しくしていた元プロ野球選手のMさんからメールがあった。
今は名古屋のタクシー会社で管理職として働いている方だ。
本人もたまに乗車するらしく、当事者としてタクシー運転手の教育の至らなさを恥じた文面であった。
私のblog、いろんな人に読まれてるのね。
正直に書き過ぎなのかなぁ。
ま、いいか。
ちなみにMさんは元・巨人の槙原投手が完全試合を達成した時の最後のバッターとして有名です(笑)。
終わり。
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タクシーの話【その3】←マジです。
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