今から10年ほど前になるだろうか。
京都にある老舗の大手学習塾『成基学園』の佐々木代表が音頭を取り、アメリカで頑張る日本のプロスポーツ選手を物心両面で応援しようという企画に賛同し、ほんの僅かだが弊社も協力したことがあった。
その時、応援したのが、
①米大リーグの大家投手
②NBAの森下雄一郎選手
③米女子サッカーの沢穂希選手
確かもう一人ぐらいいたかなぁ。
それでも当時全く無名だった沢選手は、私の中ではかなり印象的であった。
女子サッカーでアメリカに来てる子がいるんだ…。
すげぇな。
当時、女子のサッカーなんてマイナーもマイナー、日本じゃ全く話題にも上らないスポーツだった。
10年以上も前だけど、確かに私は思ってた。
『この子にもいつか陽のあたる日が来るといいなぁ。』
それがまぁ、何たること!
陽があたるどころの騒ぎじゃない。
『Homare Sawa』の名前は一日にして全世界に轟いた。
10年も前の、ほんの些細な縁でこの10年間ずっと陰ながら応援していた沢穂希選手。
PKが決まった瞬間、雄叫び(雌叫び?)をあげて全力疾走した彼女の顔は、どんな美人より美しいと思ったのは私だけだろうか。