我慢できずに覚悟を決めて外科に行ってきた。
叔父貴に紹介状を書いてもらったの何回目だろ。
ドキドキ…。
ドキドキ…。
ドキドキ…。
『岩井さぁん、岩井良明さぁん。』
来た!
ついに来た!
ここは地獄の一丁目。
さぁ、煮るなり焼くなり好きにしてくれぃっ!
先生『いやぁ、ごっつい腫れですなぁ。こりゃ、麻酔打たなきゃ痛いですよ。』
私『も、もちろんです。先生、麻酔お願いしますぅ。』
先生『わかりました。最初だけチクッとしますよ。』
ブスッ!
私『痛っ!』
先生『痛い?』
私『はい、ちょっと。』
先生『もうちょっといくよ。』
私『痛っ!!』
先生『痛いですか。』
私『かなり。』
ブスッ!
私『痛いっ!痛いっ!痛いっ!』
看護婦さん『痛いねぇ。頑張って!はいっ!』
そう言いながら看護婦さんは私の手をグッと握りしめてくれた。
こりゃお産みたいや。
私『ぐぉぉぉぉっ!だぁぁぁぁっ!○◆☆■※っ!』
都合、10本以上の麻酔を打たれ、死亡寸前(泣)。
こうして30分を超す世紀の大手術は無事に成功した。
はぁはぁはぁ。
岩井良明、無事生還いたしましたっ(笑)。
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麻酔、10本。
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