『たかじんのそこまで言って委員会』に元・文部科学省審議官の寺脇研さんが出てた。
ご存じ『ゆとり教育』提唱者で、多くの出演者に叩かれてたが、やっぱり彼にはある種の親近感があるので応援したい気持ちが強い。
『ゆとり教育』の今の日本の義務教育における功罪は何だろうか?
寺脇さんが言うように、
『学校をコミュニティースクールに!』
『教師に自律性を!』
『総合学習を進めていく!』
この三つは間違いなく正解だ。
だけど、この理想に現場がついていけるかが大問題なんだろう。
宮崎さんはなかなかいいこと言ってたな。
続いて『関西京都今村組』の今村克彦氏が登場。
今村氏は元・京都府小学校教諭で、現在はダンスを通じて社会や学校からはみ出した子どもたちを指導している熱血漢だ。
教育には様々な形がある。
様々な立場で真剣に日本の教育を考えている大人たちを見ると、こんな俺でも少しだけ血が騒ぐ。
50歳を越えてしまったけれど、もう一度現場に戻ってみようかな、なんて思ってしまった。
話は変わるが、十数年前に一人の天才少年を教える機会があったのだが、彼が現在、某大病院の消化器科で医師をやっていると風の便りに聞いた。
当時は毎日のようにビンタを張り、飛び蹴りをくらわしてた彼が(笑)…。
確かに天才ではあったが、人間的にいろんな問題を抱えていて、俺にはそれを何としても改善しなきゃっていう使命感があったんだと思う。
今はどんな大人になったんかな。
もし俺が彼に診察してもらう機会があったら、あの頃の仕返しにあうかと思うと、ちと怖い(笑)。
先に彼を可愛がってた陣内を送り込んで、様子を見るとしよう。
まぁ何にせよ、教え子たちが社会に出て活躍している姿を見たり聞いたりするのは、教師冥利に尽きるわけです。
そんでもって彼ら彼女らが、当時の俺のことばを一つでも覚えていて、そのことばがそれぞれの人生に何らかの影響を与えたのだとしたら、ちょっとだけ嬉しかったりして…。
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寺脇さんが…。
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