ドラゴンズが球団創設75年目にして、悲願のセ・リーグ連覇を成し遂げた。
今朝は5時起きで東京に向かわなくてはならないのに、昨日の夜は各局の優勝特番を観まくってほとんど寝ずに新幹線に乗ってる。
落合監督の優勝監督インタビューは何度観ても泣けた。
一ここに来ての選手たちの動きはどのようにみていたか。
落合『素晴らしいの一言です。褒めてやります、私は。』
一名古屋からも含めて多くのファンが駆けつけた。ファンにどんな報告をしますか。
落合『ドラゴンズのファンは素晴らしいですよ。勝ってても負けてても一生懸命応援してくれますから。これからも一生懸命応援してくださいね。これからもよろしくお願いしますね。』
『褒めてやります、私は』の倒置法に泣けた。
二回の『ね』に、さらに泣けた。
落合監督は稀代の名監督だ。
2005年の秋季キャンプ。
森野は落合監督によるエンドレスノックで酸欠と脱水症状で失神した。
落合監督もこの時ばかりは凍り付いたという。
後日「あの時、俺は人を殺してしまったと思った」とまで言ったらしい。
10分後、ようやく医務室に歩く森野に、それでも落合監督は「(鍛えてやった)金もってこいよ」と声をかけた。
凄まじいではないか。
森野は言う。
「あの次の年に優勝しましたよね。インタビューで監督は、号泣しながらこう言ったんです。『あれだけの練習をさせて、これで優勝できなかったら私の責任。そう思っていました』。僕にとっては初めて規定打席をクリアしたシーズン。ああ、僕にもそう言ってくれている…。そう思ったんです。」
何というすごい関係だ。
トップとはこうあるべきだということを、この8年間でどれだけ落合監督から学ばせてもらっただろう。
私は落合監督にはなれない。
あまりにも人間が違い過ぎるもの。
だけど、本当にいろんなことを学ばせていただいた。
事実はたかだかスポーツの、地元のプロ野球チームの優勝。
でも、そのプロセスと結果から見えてくるものは無限大である。
今日の朝会は、全員でヤクルトで乾杯だ(強制)(笑)。
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野球から学ぶもの。
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