今日、久しぶりに我が師匠・教育支援協会代表理事の吉田さんにお会いした。
彼が現在心血を注いでいる活動は、『福島の子どもを守ろうプログラム』。
今夏、北海道で実施されたこのプログラムには全国から6000万円を超える支援金(寄付金)が集まったのだそうだ。
すごい。
吉田さんが今日まで私利私欲を捨てて活動してきたことの結果がこれなんだな。
吉田さんは言う。
『やっぱり大義のある仕事でなきゃつまんないんだよね。』
『どんな組織も大きくなり過ぎるとだめだ。それは株式会社もNPOも同じ。』
福島の子どもたちの話を聞いて、泣きそうになった。
今回の放射能の問題、福島の子どもたちには何の責任もない。
だからまず我々大人は素直に謝り、彼等に罪滅ぼしをしなければならない。
福島と東京ではかなりの温度差がある。
本当に放射能はヤバい。
間違いなく福島の子どもたちは放射能を浴びてるのだから。
次から次へと出てくる吉田さんのことばに、我が身の無知を恥じるしかなかった。
『大義のある仕事』。
堂々とそう言える吉田さんはやっぱりすげえや。
俺はいつになったら堂々とこんなことばを口にすることができるんだろう…。
何よりそんな日が俺に来るんだろうか…。
何か悔しいやら悲しいやら、不思議な気持ちになった。
今の俺に何ができるのか。
たぶん吉田さんの活動に比べたら、比べることができないぐらいの小さなことしかできないのは目に見えている。
それでも出来ることから始めようと思った。
吉田さんと会うといつも考えさせられる。
今日もいっぱい考えた。
ありがたい。
こういう人が俺の身近にいてくれることは、本当にありがたいと思う。
吉田さん曰く、『これが俺の最後の仕事だろうなぁ。』
すごい。
すごいよ。
俺もこれから見つけたい。
俺がこの世に生まれた意味を。
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考えさせられた。
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