パ・リーグのクライマックスシリーズ・ファイナルステージは3連勝でソフトバンクが日本シリーズに駒を進めた。
この試合、0対0のまま延長戦へ。
ソフトバンク・杉内の127球目、ついに均衡が破れ、西武が1点を先制した。
その場で両膝に手を当てて涙する杉内…。
ベンチに戻ってからもタオルで顔を覆って泣いていた。
その裏、今度は西武・涌井が奇しくも杉内と同じ球数・127球目を痛打され、同点に追い付かれる。
まるで再現フィルムのように、全く同じ仕草で涌井が泣いている。
一つの試合で両チームの先発ピッチャーが互いに9回を0封し、10回に力尽きて1点を取られて泣き崩れる。
こんなこと、前代未聞だ。
すごい試合だった。
きっと来年の涌井は一回り成長する気がする。
杉内は…。
FAで巨人に行ったりしたら、今日の涙の価値は下がるからね。
ドラはようやく当たりが出て、ついに王手。
このまま明日も連勝して、日本シリーズに行こうよ!
待ってろ、ソフトバンク。
明日は落合監督2度目の胴上げと、ドラ2度目のビールかけだぁ!
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杉内と涌井の涙。
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