今日は日曜日。
だけどタケちゃんは出社して仕事中。
俺は当たり前に休みをもらってる。
社長だから?
いつも葛藤する。
社員の誰よりも自分が頑張ることで、強いことばを発することができるのか?
逆に社長だから誰よりも楽をすることが許されるのか?
他の社長って、こういう悩みっていうか、迷いってないのかなぁ…。
俺はいつも思うんだよね。
今日みたいに俺以外の誰かが頑張ってる時に、自分がのんびりパチンコとか打っててさ、ふとそいつが仕事してることを確認した時の後ろめたさっていうか。
タケちゃんなんて、たぶん他の誰より働いてる。
うちの会社に来てからずっと。
もう十年以上、ずっとそうだ。
そんな人に偉そうに物を言う自分が嫌になる時がある。
すごい矛盾。
すごい不条理。
もちろん仕事なんて時間だけじゃない。
人並みにいろんな苦労はしてきたつもりだけど、それでもやっぱりタケちゃんの頑張りには頭が下がる。
俺がタケちゃんの頑張りに応えるためには、タケちゃんの作ったものを1000%の力でプレゼンして形にするしかないわな。
もちろん今までもそのつもりで気合い十分でやってきたつもりだけど、これからも絶対に気を抜かずにやり続けることを誓います。
今日も永井と話してた。
永井『もう少し竹本さんに楽をしていただけるようにしないといかんですね。』
私『ほんまやな。』
永井も気が付けば『同志』だ。
俺の母校は『同志社』。
そして俺たちの会社の名前は『MONOLITH(一枚岩)』だ。
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『同志社』と『MONOLITH』と。
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