写真①は弊社東京オフィス・新人営業マンの藤澤。
さて、昨日のこと。
永井本部長から常々『お前は給料分の働きをしてないんだから、2月からは給料を人のために使え!』とわけのわからん説教をされていた藤澤。
私が冗談で『藤澤ぁ、美味い肉が食いてえなぁ。』と言うと、
『あ、それなら僭越ながら私がご馳走させていただきますっ!』ときた。
私『マジかょ!?じゃあ昨日は石山の誕生日だったし、制作の連中も一緒にご馳走になるか!』
藤澤『も、もちろんいいです。』
瓢箪から独楽ならぬ冗談から本気(マジ)。
オフィスに残っていたメンバー全員で高田馬場の『叙々苑』に出掛けることになった。
写真②③は『遠慮』ということばを知らない東京メンバー(笑)。
9人で飲んで食ってしめて8万6千円超え!
会計の段になって私が払おうとすると、
藤澤『社長!今日は私に払わせてくださいっ!』
私『ホンマか!?』
藤澤『はいっ!』
私『永井、ホンマに払わせるんか?』
永井『払わせましょう。』
そんなこんなでホントに藤澤が全額払った。
永井『これでこいつは営業マンとしてちょっと成長したことになります。』
どんな理屈や。
でも、考えたら社会に出て一年目の新人が会社の先輩に9万円近く奢ることなんて普通はないだろう。
普通でないことを経験することによって成長することってあるような気がする。
世間的には無茶苦茶なやり方だけど、藤澤には何者にも変えがたい経験になったことだろう。
後から聞いた話だが、藤澤が叙々苑に行く前にお金を降ろしにコンビニに走って行ったらしいのだが、その時聞こえないような小さな声で何かを呟きながら小走りで駆け込んで行ったらしい。
藤澤、何を呟いてたのかというと…。
『ノーと言えない日本人…。』って呟いていたそうな(笑)。
ナイス!藤澤っ(笑)