もともと胃が痛くなることが多い私は、ガスター10が手放せない。
胃の調子が悪くなる原因は食べ過ぎ・飲み過ぎだけじゃなく、ストレスを感じた時や怒りが頂点に達した時など様々なんだと思う。
そんな中で、気を遣い過ぎて胃が痛くなることもある。
昨日、お客様のところでめちゃめちゃ胃が痛くなった。
理由は明白。
相当に過激なことを、意を決して発言したから。
私は根っからの営業マンなので、常日頃お客様との商談や打ち合わせの時には『どこかに仕事のネタはないか。』と思考を四方八方に張り巡らせている。
でも、格好いい言い方をするならば常に『何がお客様にとって最善なのか。』ということは考えているつもりだ。
昨日は我ながらその極みだった気がする。
本来ならば穏やかに進めるべき打ち合わせなのだが、自ら胃に激痛が走るほどの緊張感を抱えながらお客様が不快に感じるかもしれない苦言を次から次へと連発(>_<)。
後で冷静に考えると、自分でもよくあんなことが言えたもんだと冷や汗が出てくるほどだ。
それでも私は自らが素直に感じたことを黙っていられない性分なんだろう。
『信念』。
「べき論」ではなく「信念」。
これは絶対にこうでなければならない、という信念が私を突き動かす。
もしかしたら「何を部外者が!」とか「偉そうなことを!」と思われるかもしれない。
仮にそう思われたとしても私は自分自身に嘘を付きたくないし、何よりもそれぞれのお客様にとって本当にいいこととは何なんだろうと考えると、立場を超えてでも言わせていただかなければならないことがあると感じてしまうのだ。
私には、仕事とは本来そうあるべきだという信念がある。
ギブ&テイクなどという軽いことばではなく、お客様のために力を尽くし、成果を上げ、心から喜んでいただいて、その結果として対価をいただく。
時には利益よりも大切なことが存在するし、そうしたことの中からしか生まれてこない絆もある。
企業同士が長く付き合う中で『情』的なものが生まれるのは当たり前なんじゃないかな。
人間同士や男女間も同じだと思う。
『友情』も『愛情』もあるのだから、『企業情』みたいなものだって生まれるのは当然だ。
そのお客様の競合企業からどんな美味しい話が舞い込んでも、私は付き合わない。
そういう私個人のスタンスをMJのメンバーは理解して仕事を選択してきてくれたと思うし、これからもこうした『筋』だけは何としてでも通し続けたいと心から願っている。
過去には「この会社のお手伝いはこれ以上したくない。」と判断して、お付き合いをやめた企業もあった。
この私の決断によって一時期的に会社の運営が厳しくなり、社員に迷惑を掛けたこともあった。
その時、私の判断を否定して「商売は相手を選ぶべきではない」と主張した人間はMJを去った。
彼が会社を去ることになった原因は、私との考え方の差を埋めることができなかったからだと思う。
それでも私は自分自身のスタンスを変えることをしない。
「偽善者」と言われようが「格好つけ過ぎ」と言われようが、『信念』だけは曲げられないっしょ。
『信念』を曲げたら男じゃないですからね。
今日は久しぶりに地元でのんびり♪
マッサージで一週間の疲れを癒し、当然のようにパチンコへ(笑)。
夜は久しぶりに私の手料理だな。
明日はまた朝イチの新幹線で東京に向かう。
またまた一週間の東京生活の始まりだ。
今週も頑張りまっしょい!
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胃が痛くなる。
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