『人として当たり前の筋』
そのことについて今日はいっぱい考えさせられた。
朝イチである会社の人と面談。
面談っていうか…。
どれだけ考えても納得ができない。どうしても自分自身で整理ができない。
会社を守るために敢えて『鬼』になった。そして彼自身のこれからのために。
隣の部屋で事の顛末を聞いてたうちのメンバーもびびってただろうな。
『どうしてうちの社長はよその会社の人間にあそこまで怒鳴ってるんだ!?』
『大丈夫なの!?』
大丈夫です。
『人として当たり前の筋』を教えてあげただけですから。
これから先の彼の長い人生において、今回の間違った決断を結果的にやめてよかったと思ってくれればそれでいい。
今まで苦楽を共にしてきた仲間や会社に対して、これから先、逃げるように生きる人生なんて最低だ。
俺の近くにも悲しくもそういう人生を選択してしまったヤツがいるからこそ、心からそう思うんだ。
人生は『金』じゃない。
もちろん『地位』でもない。
自分に対して『嘘』のない人生を歩んでゆくことこそが、唯一大切なことなのだと思う。
人を裏切った上に成り立つ成功など、必ずどこかで破滅に向かうものなんだ。
こんな俺でも、51年の人生の中でたくさんそういう人間を見てきた。
彼等は例外なくこそこそと生きている。
可哀想だ。
心から可哀想だと思う。
あんたたち、そんな人生、楽しいか?
夕方も納得できないことが起こった。
諦めることは簡単だけど、頑張ったうちのメンバーたちのためにも俺は泣き寝入りしちゃいけないんじゃないか。
数時間、ずっとそのことを考えていた。
どうして俺はこうなんだろう?
俺ってやっぱりおかしいのかな?
『筋、筋』って言い過ぎ?
世の中、筋が通らないこともいっぱいあるんだから、たまには諦めるべき?
いや、俺には無理だ。
どんだけ過激なヤツだと思われても、やっぱり俺は変われない。
俺の気持ちを『阿吽の呼吸』で理解した永井が電話で微かに笑った。
わかっとるやん、永井。
こんな先輩で悪いなぁ。
こんな社長で苦労かけるなぁ。
でも、お前の笑いでちょっと救われたぜ(笑)。
来週の月曜日も、俺らしく行く。
少しでも俺を信頼して側にいてくれる奴等のために、俺は信念を曲げるわけにはいかない。
最近、こんなトーンのblogばっかし。
いかんなぁ…。
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『人として当たり前の筋』を通すということ。
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