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撮りましたっ!
皆既月食。
見えるかな?
11年ぶりだそうな。
なかなかの感動です。
さて、夜の9時過ぎのこと。
元弊社社員で現在はある資格を取るために頑張っている杉浦(親しみを込めて敢えて呼び捨て)から私の携帯に電話が入った。
ん?もしかして…。
不思議なことに今回ばかりは吉報の予感がした。
『今回ばかりは』と書いたのは、今だから言えるが去年まではこの時期に杉浦からの電話が鳴る度にあまりいい予感がなかったからだ。
杉浦『もしもし、社長、杉浦です。』
私『おぉ、杉浦ぁ、久しぶりだな。』
杉浦『あの……。受かりました。』
いたく拍子抜けするぐらい淡々と試験の合格を告げられた。でもそのことで逆に彼の喜びがストレートに伝わった。
私『やったやないかっ!何でそんなに淡々としてるんや!?』
杉浦『はぁ、自分でもまだ実感が…。』
私『良かったなぁ!苦節○年、頑張った甲斐があったやないか!いやぁ、めでたいめでたい!』
杉浦『ホントにありがとうございます。』
そこから一頻り今後のことや、昔の仲間の近況などの話に花が咲き、一度祝盃を上げようと約束して電話を切ろうとすると…。
杉浦『社長、僕は今日までホントに社長のblogを励みに頑張って来たんです。もし社長のblogがなかったら、ホントに頑張れなかった。僕にとって社長のblogは、当時のARM(月一の全体会議)で社長がお話になってたことの代わりだったんです…。』
みるみる涙声になる杉浦。
聞いてるこちらも泣きそうになって、それがバレるのが嫌で、急いで電話を切った。
何で俺なんかにそんなこと言ってくれるのよ。
俺なんかお前に何にもしてないじゃん、マジで。
毎年試験の前に俺に電話をくれて、『試験が迫りました。最後の気合いを入れていただきたくて電話しました。』って。
試験の結果が出ると必ず律儀に報告の電話もくれたよな。
俺はその度に『諦めるなよ。頑張るんだぞ。』って、ありきたりな激励しかできなかったのに…。
いやぁ、ホントに良かったなぁ。
嬉し過ぎて、すぐに南川に電話しちまった。
完全なフライングだ。
ホントは中尾や南川には自分の口で合格を伝えたかったはずなのに、でしゃばりな俺がやっちまった。
ごめんm(__)m。
年が明けてそれぞれが落ち着いたら祝盃上げなきゃ。
○年越しだもんなぁ(笑)。
いやぁ、めでたいめでたい!
退社した社員から貰う連絡の中でも、今までで一番嬉しかったぜ。
杉浦ぁ、やっぱ『最後は気合い』だったかぁ?(笑)