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Channel: 「マネーの虎」岩井良明 応援記
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学生にも震災の話を…。

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今日は午後から(株)モノリスの第二回新卒採用会社説明会が開かれた。

実はこういう時期に会社説明会を開くべきかどうか、ギリギリまで悩んだのだが、何か私たちなりに学生諸君に伝えられることがあるだろうと思い、予定通り実施することを決めた。

恐らく学生側からしても同様の迷いはあるはずで、参加者も極端に少なくなるんじゃないかと予測していたのだが、意外に多くの学生諸君が参加してくれた。

いつもの説明会とは違う形で始まった説明会。

オープニングの映像もなし、社員と私のトークライブも形を変え、結局私の話が110分。

そのほとんどを会社の説明でなく、今回の震災に絡めて「社会に貢献すること」や「仕事をする意味」について、個々の学生に意見を求めながら喋った。

弊社メンバーとのトークライブも通常の形ではなく、阪神大震災を経験したメンバー・今回の震災で知人・友人が被災地にいるメンバー・そして「海外青年協力隊」で南アフリカ共和国に行ったことのあるメンバーなどに対して私がインタビューするという形にした。

『ボランティア』の本来の意味について学生に教えたり、我々が『教育』を通して社会に貢献できることの事例を紹介したり、私という人間の仕事に対するスタンスを伝えたり。

ほとんど会社説明をしない説明会になった。

参加してくれた学生諸君はこの形をどう受け止めてくれたのだろう…。

最後に書いてくれたアンケートを読む限り、否定的な意見は皆無であったが、中には「他の企業と違って面白かった」的な意見もあり、正直驚いている。

私なりに一生懸命に思いを伝えた3時間。

その感想を「面白かった」の一言で済ます学生の神経に愕然とした。

「面白かった」じゃねーだろう、てめえら!

確かに場を和まそうと、時に学生を笑わせるようなことを話したし、その私のことばに一番反応して笑っていたのは学生でなくうちのメンバーだった。

その雰囲気を感じて、「風通しの良さそうな会社」だと思ったり、楽しそうだと感じるのはいい。

だけど、今日の説明会全体の感想を「楽しかった」と書くのは、どうにも違和感を感じずにいられない。

人が感じたことについてとやかく言うのは間違いかもしれんが、やっぱり俺は悲しくなった。



このblogを書いてる最中、テレビでは菅首相が『輪番停電』について了承したと報道があった。

菅首相の目には涙が溜まっているように見えた。

今こそ日本国内閣総理大臣として、全国民が望む強烈なリーダーシップを発揮して欲しい。

頼むぞ、総理!


そして、すべての国民が意思統一して、この戦後最悪の難局を乗り越えよう。



最後に。まったくどうでもいいことではありますが、本日3月13日、私51歳になりました。

こんな気分で迎えた誕生日は生まれて初めてです。

私に、私たちに何ができるか、今は必死に考えようと思います。

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