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Channel: 「マネーの虎」岩井良明 応援記
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モノリスグループ社員諸君へ。

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○株式会社モノリス
○株式会社MONOLITH Japan
○NPOスポーツフォーラム愛知
○NPO教育支援協会東海


各社の社員諸君へ。

直近で会えない人もいると思いますので、グループ代表として、諸君にお伝えします。

今回の東日本大震災に関して、心を痛めていることと思います。

中には親戚・友人・知人が被災した人もいることでしょう。

先ずはその方々のご無事をお祈り致します。


さて、このような未曾有の大惨事を目の当たりにして、我々には何ができるのだろうと考えます。

きっと私たちの回りにいる子どもたちは、ほとんどが他人事だと感じながらこれからの日々を過ごしてゆくのではないかと思います。

生徒に心・技・体の教育を提供している我々として、今我々にやれることは第一に子どもたちに今回の大惨事をきっちりと理解させることでしょう。

くれぐれも粛々と授業を進めたり、スポーツをさせたりしないで欲しい。

もちろん授業料や指導料をいただいているわけだからその責任は果たすべきだが、大切なのは子どもたちに進むべき道を指し示す大人として、しっかりと『本来、人としてあるべき姿』を提示することである。

常日頃、我々が授業や指導を通じて実践してきたことを、今こそさらに真剣に、深く、子どもたちに伝えて行かなければならない。

私が昨日、名古屋駅で目にした、ふざけた若者たち。

子どもたちをああいう大人にしないために、全力を尽くしてもらいたい。


第2に、我々教育に携わるものとして、モノリスグループ全体として、今回の被災地や被災者の方々のために何ができるのかを、各社それぞれに真剣に考えてもらいたい。

そして各社が連携を取って、グループとして何ができるのかを、時間をかけて議論してもらいたい。


第3に、我々が日々関わっている子どもたちに今回の大惨事を理解させた上で、子どもたちに何ができるかを子どもたち自身に考えさせ、行動を起こさせてほしい。

以前、アジア・アフリカの貧困な国の子どもたちに米を送る活動を多年度に渡って実施した。

スリランカの孤児院との交流もしかり。

今度は我々が住む我々自身の国で、同じように苦しんでいる子どもたちがいる。

その子どもたちに対して、同情でなく、仲間を思う気持ちで「今の自分たちにできること」を考えさせてほしい。


こうした時に『社会貢献』の意味を子どもたちに教えることこそが、我々モノリスグループの存在意義であることを認識せよ。

自らが先頭に立って行動し、その姿を子どもたちに見せることによって子どもたちの意識を変えるべし。

いつか私たちに関わった子どもたちが、一人でも多く、勇気を持って行動できる大人になるように、小さな力を結集して何かを成し遂げよう。

明日からの授業・指導は非常に重要だと肝に銘じるべし。

単なる授業・指導をするなら、アルバイト講師で事足りる。

君たちはプロであるはずだ。

プロならプロと呼ばれるだけの仕事をすべし。

MJの社員もしかり。

我々のお客様は多くが我々の同業である。

そのお客様が、個々ではできない何かを探り、我々が先頭に立ってできる何かを模索してほしい。

敢えて言わせてもらう。

私のこうした考えに共感できない社員は、わが社で働く資格はない。

全社員・全グループのメンバーが一丸となって、何かやろう。

ない頭で、知恵を絞って考えよう。

諸君の勇気と「本来、人としてあるべき姿」に期待する。

もちろん私も必死で考える。


皆、何かをしよう。




モノリスグループ代表
岩井良明

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